脱毛したのに抜けない…脱毛効果がない場合の原因と対策ポイント

怒る女性

サロンで脱毛を始めたのに、なかなか抜けない…初めての施術後、脱毛の効果をすぐに感じられなくて、不安に思う方もいるようです。
中には『もう三回くらい施術に通っているのに十分な効果を感じられない…』という方もいらっしゃるかもしれません。

サロンやクリニックで行う光脱毛やレーザー脱毛は、施術から効果を実感するまでに一定の時間がかかるもの。
ある程度の時間がたっても抜けないのであれば、そこには何らかの理由があるはずです。
ここでは、脱毛したのに抜けない場合に考えられる原因と対策についてご紹介します。

脱毛しても、すぐには抜けない

サロンやクリニックで行われるレーザー脱毛や光脱毛は、特殊な光を皮膚に照射することで毛根にダメージを与える仕組み。
その場で完全に毛根を焼き切ってしまうわけではなく、照射したときのダメージによって徐々に弱らせていきます。

そのため、脱毛サロンで施術を受けて、その日のうちに毛が抜け落ちるということはありません。
一般的には、毛が抜けるまでに一週間~二週間ほどかかると言われています。
しかし、毛の太さや毛根の状態など、個人差によってその期間は異なるため、一概には言えません。まずは慎重に経過を観察していきましょう。

脱毛効果を実感するのは4回目以降

『全体的に毛が薄くなってきた』と感じるまでの期間には個人差がありますが、施術3回目までは、脱毛の効果をほとんど感じない人が多いようです。

そもそも、毛は一つの毛穴から生えたり抜けたりするサイクル(毛周期)を繰り返しています。
毛が成長し、皮膚の上に毛が生える時期を成長期、自然と抜け始める退行期、毛根に栄養を蓄えて成長の準備をする休止期、というサイクルをたどるわけですが、脱毛できるのは、成長期の毛のみ。
この成長期の毛は、全体の毛の約20%と言われています。

つまり、脱毛した20%の毛が抜け落ちる前に、皮膚の下に待機していた80%の毛のうち、新たに成長期に入った毛が次々と生えてくるので、見た目にはしばらく変化がありません。
施術3回目までは、様子を見ながら気長に待ってみてください。

4回目以降になれば、待機していた毛も減ってきて、新たな毛が生えてきても以前よりまばらになったのが自覚できるでしょう。

気付かないうちに抜けているかも?

脱毛効果のあった毛は、施術後二週間ほどすると、自覚のないうちにスルスル抜けていきます。
まだかろうじて残っている毛も、指で優しくつまむだけでスルッと抜ける状態になります。
『自分で抜くと効果がなくなる』と言われることが時々あるようですが、このスルッと抜ける毛については、すでに毛根がダメージを受けていて、放っておいても自然と抜け落ちる毛なので問題はありません。
ただ、毛根がまだしっかりしている毛を強い力で引っ張らないように注意しましょう。

脱毛効果を感じにくい部位

薄い毛は脱毛しにくい

光脱毛やレーザー脱毛で照射される光は、毛根のメラニン色素に反応するため、メラニン色素の豊富な毛に反応しやすい性質があります。
もともと毛の薄いお腹や背中、顔や上腕などの部位では毛根に光が集中せず、効率よく脱毛できない場合が多いのです。
毛が濃い部位に比べると、効果を実感できるまでに時間がかかる可能性もあるので、焦らず観察していきましょう。
また産毛まで完全に綺麗にしたいという方は、産毛に効果のあるレーザー脱毛機を備えたクリニックに相談してみるとよいでしょう。

太い毛が脱毛しにくいこともある

剛毛なら、必ず抜けやすいかというと、そうとは限りません。
毛が太い場合、光が集中しやすいというメリットはありますが、光の出力が不足している場合は一度の照射ではダメージを十分に与えられないこともあるといいます。
毛が濃い方は、施術回数や契約期間の縛りがないコース、サロンを検討してみてはいかがでしょうか?

デリケートゾーン

一方、太い毛が生えるデリケートゾーンに関しては、別の理由があります。
皮膚が黒ずんでいる部位のため、毛根だけでなく光が皮膚にも反応してしまうのです。
痛みも伴うため、出力を抑えて様子を見ながら照射されます。
回数を重ねながら徐々に効果を上げていく部位なので、4回目までは様子を見ましょう。
5回以降も変化がなければ、スタッフに相談することをオススメします。

乾燥肌や日焼け肌は脱毛しにくい

乾燥肌

乾燥した肌に施術をしても、光が効率的に毛根へ届かないため、脱毛効果が減少してしまうばかりか、炎症や火傷の原因にもなり得ます。
乾燥した部分の施術は避けて行われる場合も多いので、そもそも脱毛できない可能性も。

また、脱毛で照射される光は毛根に熱を届けるため、脱毛を受けた後の肌は乾燥しています。欠かさず保湿対策を行うようにしましょう。
肌が潤うと光の伝導効率が高まり、脱毛効果もアップするため、脱毛前のアフターケアは特に重要です。
保湿対策の基本はたっぷりの化粧水を使うこと。乳液やクリームでしっかり蓋をすることも忘れずに。化粧水を染み込ませたコットンで3分ほどパックをするのもオススメです。

日焼け肌

もし日焼けをしてしまった場合、おさまるまで脱毛を休止するサロンがほとんどです。
先ほどもお伝えした通り、光脱毛やレーザー脱毛はメラニン色素に反応します。メラニン色素は、毛根だけにあるものではなく、日焼けをした肌にも蓄積してしまいます。

もし日焼け肌に光を照射した場合は、光が皮膚にも反応してしまうため毛根に十分な熱が伝わらず、脱毛効果が上がりません。そればかりか、皮膚を火傷させてしまうリスクがあるのです。
紫外線量の増加する春から夏にかけては、十分に日焼け対策を行う必要があります。
日焼け止めクリームや、日焼け止め効果のあるファンデーションを使用するほか、帽子や日傘などを活用して日焼けを防ぎましょう。

自宅での脱毛処理に要注意

自己処理で毛を抜かない

脱毛したのに毛が抜けないからと焦って、自分で毛を抜いてしまっていませんか?
脱毛中は、毛抜きやブラジリアンワックスなどを使った自己処理を行ってはいけません。
毛を抜いてしまうと毛周期が乱れて脱毛効果に大きく影響するためです。
前述したように、光脱毛やレーザー脱毛で脱毛できるのは成長期の段階にある毛のみ。
成長期の毛を無理やり抜いてしまうと、次回の施術で脱毛できるチャンスを逃してしまうかもしれないのです。

カミソリの使用も避ける

また、カミソリなどの肌を傷付ける恐れのある自己処理も避けなければなりません。
カミソリは、毛を剃る際に皮膚の表面を薄く削ってしまいます。
肌を傷付けると、脱毛の際のダメージに堪えられず、炎症などの原因に。
乾燥肌の原因にもなるため、脱毛を受けても効率よくありません。

電気シェーバーの使用がオススメ

毛根を残した状態で、肌を傷付けずにムダ毛処理できるのが、電気シェーバー。
脱毛効果に影響を与えることなく自己処理できる数少ない方法です。
カミソリなどに比べると、綺麗に剃りにくいかもしれませんが、施術前の自己処理に活用しましょう。

抜けない原因は打ち漏れかも?

スタッフの技術

周辺のムダ毛はちゃんと抜けているのに、一部だけが抜けていない場合、もしかしたらスタッフが部分的に光を照射し忘れている可能性も。
担当するスタッフの技術によって左右される面もあるため、不安を感じた場合はサロンに相談を。
全体的にうまく効果が出ていないようなら、照射する光の出力が毛質に合っていない可能性もあります。
適切な出力は、部位によっても人によっても異なるため、判断を誤ると効果が表れにくい場合もあるのです。

アフターケアや保証制度があると安心!

施術の質は、担当するスタッフの知識と経験によるところが大きいため、しっかりとした教育制度のあるサロンを選ぶのが一番。教育制度が整っていたとしても、施術は人が行うものですから、やはりアフターケアや保証制度が充実していた方がより安全と言えます。カウンセリング時に確認してみましょう。
実際に『打ち漏れかも?』と気づいた場合は、早めにスタッフに相談することをオススメします。

脱毛して抜けなくても焦らない!

効果が見られなければスタッフに相談を

脱毛しても、実際に毛が抜けるまでに二週間ほどかかります。
さらに全体的に薄くなったと実感するのは、脱毛4回目以降。
脱毛効果があらわれるまで、まずは気長に待ちましょう。
また日焼け肌、乾燥肌の場合や、毛質や部位などの条件によって、効果が感じにくいことがあります。スタッフによる照射漏れの可能性なども考えられますが、焦りは禁物。
脱毛4回を過ぎても効果があらわれなければ、不安を抱えたままにせず、早めに相談してみることをオススメします。
これから脱毛サロンを決めるなら、抜けない場合のアフターケアや保証制度のあるサロンを選ぶとよいでしょう。